磁性ビーズ – MAGic BioProcessing
APPLICATIONS
抗体
モノクローナル及びポリクローナル抗体
モノクローナル抗体(mAbs)は市場で最もホットな医薬品です。mAbsの需要の増加に伴って、重要な課題はmAbsの吸着と下流の工程です。純度90%にすることが可能なプロテインAのカラムクロマトグラフィープロセスは、一般的にmAbsの精製の王道なプロセスです。しかし、プロテインAカラムの吸着の段階の前に、mAbsを作る細胞は、カラムの詰まりの問題を防ぐために、フィルタリングまたは遠心分離によって除去される必要があります。難しい精製工程を必要とする細胞の溶解によって、この工程は全体の収率を下げ、コストも時間もかかる上に、精製後の物質中の宿主由来タンパク質(HCP)の濃度とタンパク質分解活動を上昇させます。


MAGic Bioprocessing社のMAGic方法論はワンステップ一括分離・リカバリープロセスであり、直接細胞培養液上で実施でき、製品収率を上昇、時間と材料と他のリソースの削減する一方で、HCPの濃度を減らします。この方法論は、mAbの吸着に特化した磁性樹脂MAGicBeadsと磁性樹脂の効率的な分離に最適化された特別なデザインの磁性分離装置MAGicSepユニットで構成されています。MAGic社の製品は研究室やパイロット、大量生産の規模に合わせることのできる製品になっています。
MAGic社の抗体専用の製品
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MAGicBeads mAb
MAGicBeads mAbは、細胞培養液から直接mABsの精製に最適化された耐アルカリ性プロテインAリガンドと結合した磁性ビーズです。この高い結合能、物質の安定性、リガンドのアルカリ性の耐性は、操作の合間に0.1~0.2 M NaOHで洗浄しても性能を損なうことなく、樹脂を精製サイクルの繰返しに適合させます。
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MAGicBeads PrtA
MAGicBeads PrtAは、複合の原料から直接モノクローナル及びポリクローナル抗体を直接吸着とリカバーするための組換えプロテインAリガンドと結合したアガロース磁性ビーズです。
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MAGicBeads SerA
MAGicBeads SerAは、血清サンプル中のポリクローナル抗体と腹水サンプル中のモノクローナル抗体の精製に最適化されています。この磁性ビーズは60 mg ヒトまたはウサギIgG/ml (settled beads)の結合能を持ちます。
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MAGicSep Lab, Pilot and Process
MAGicSepのLabとPilotユニットは、漆プラスチック外殻と内側に配したニッケルメッキのネオジウム磁石を持つ丈夫な設計になっています。それらは標準の試験管に適していて、1 mlからリットル単位まで利用可能です。MAGicSeo Processユニットは、何千リットルもの複合の原料から1~40リットルのMAGicBeadsの効果的な吸着のために作られています。
細胞
今日、治療におけるいくつかの研究は個別化医療としての生細胞の使用に基づいていて、それらの細胞は高純度で活性を持たなければいけません。このため、細胞の分離と分類プロセスはとても重要です。

多数の細胞の単離と分類の技術は、細胞または細胞表面における親和性のどちらかの物理特性に基づき、ベンチトップと臨床の現場のために開発されました。細胞の物理特性に基づいた標準の分離技術はフィルタリング、遠心分離、沈降を含みます。しかし、細胞療法の分野において細胞サイズや密度の違いは重要ではないため、効果的な細胞の分離の妨げになっています。従って、他の方法が使われています。
蛍光活性化細胞選別(FACS)や磁気活性化細胞選別(MACS)といった細胞表面の抗原の結合に基づいた単離技術は今や人気で魅力的です。それらの特異性や適応性、使い易さ、拡張性により、MACSは現在、細胞治療の分野における細胞分離技術として大きな可能性を持つ技術です。今までのところ、有効な磁気ベースの細胞分離の方法論は、サンプル量を100 mlを上限とするものがあります。
MAGic社の新しいMAGic方法論は、全ての規模の治療に使われる細胞の精製に適した磁性樹脂と磁性分離装置で構成されています。この技術は、ラボベンチからをパイロット、及び最終的な大量生産規模まで、というユニークな拡張性を提供します。
MAGic社の細胞専用の製品
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MAGicBeads ACT
抗体との共有結合のために表層活性化磁性ビーズです。細胞表面の抗原に対し活性を示す抗体を磁性ビーズに結合させることで、その磁性ビーズは細胞分離においてポジティブセレクションとネガティブセレクションの両方に使うことができます。MAGic社は、活性化ビーズへの抗体共有結合のカスタムサービスもご提供しています。
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MAGicSep Lab, Pilot and Process
MAGic社の磁性分離装置(MAGicSep)は研究室やパイロット、大量生産の規模のユニークな拡張性をご提供します。
PRODUCTS
磁性樹脂
MMAGic bioprocessing社は、必要であった遠心分離またはフィルタリングなしに、クルードなサンプルから直接生物学的またはほかの生体物質をリカバーする磁性アガロース樹脂をご提供します。MAGic社の MAGicBeadsは高度な多孔性を持ち、カラムのように広い可用の表面積(50 m2/ml)というとびぬけて高い結合能を示します。また、このビーズは強い磁気(40 emu/g)を持ち、大量のサンプル(リットル)でも効率的で速い分離を可能にするMAGic社独自の加工法によって安定です。
磁性分離装置
MAGic社は、クルードなサンプルから簡潔で効率的な吸着に最適化された磁性分離装置(MAGicSep)をご提供します。標準ユニットは、漆プラスチックの外殻に、ニッケルメッキのネオジム磁石を内側に配することで、安全で耐久性のあるデザインになっています。これらは標準的な試験管に適していて、1 mlからリットルまでのサイズで利用可能です。より大きなのカスタムユニットは、膨大な量の原料から1~40 lもの磁性ビーズとして効率的な吸着する磁性フィルター(MAGicSep PROCESS)にデザインされたものです。
アフィニティービーズ
製品番号: 1500MAGicBeads mAb
超常磁性の多孔質ビーズは耐アルカリ性のプロテインAのリガンドと結合しています。ハイブリドーマやCHO細胞と同様、細胞培養から直接モノクローナル抗体を精製するために最適化した結果、遠心分離やフィルタリングが不要となりましたが、使用する際にはビーズがNaOHによって洗浄されていることが望まれます。高い結合能と速い磁気反応は、ビーズを大量のサンプルの分離にも適しています。
- mAbをリカバーし、細胞除去を目的とする遠心分離やフィルタリングをとばします。
- 最高性能を持ちます: over 45 mg IgG/ml of settled beads
- 精製サイクルの合間に、0.1~0.2 MのNaOHを使ってビーズを洗浄できます。
- 安定で再利用可能

MAGicBeads mAb | Product No. |
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1 ml beads | 1501 |
5 ml beads | 1502 |
25 ml beads | 1503 |
1 liter beads | 1504 |
製品番号: 1100MAGicBeads PrtA
- 超常磁性の多孔質ビーズは、組換えプロテインAと結合しています。
- mAbをリカバーし、細胞除去を目的とする遠心分離やフィルタリングをとばします。
- 最高性能を持ちます: over 45 mg IgG/ml of settled beads
MAGicBeads PrtA | Product No. |
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1 ml beads | 1101 |
5 ml beads | 1102 |
25 ml beads | 1103 |
1 liter beads | 1104 |
製品番号: 1200MAGicBeads SerA
MAGicBeads SerAは、血清と腹水のサンプルからの抗体の精製向けと、IgG除去向けに最適化されています。このビーズは60 mg ヒトまたはウサギ IgG/ml (settled beads)の結合能を持ちます。
- 血清と腹水からIgGの精製と除去
- 組換えプロテインAと結合しています。
- 非常に高い結合能: over 60 mg IgG/ml of beads
- とても高い特異性と低バックグラウンドを持つ親水性物質です。
MAGicBeads SerA | Product No. |
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1 ml beads | 1201 |
5 ml beads | 1202 |
25 ml beads | 1203 |
1 liter beads | 1204 |
データとアプリケーションノート
取扱説明書
活性化ビーズ

製造番号: 1300MAGicBeads ACT
表面が活性化された磁性アガロースビーズには、MAGic社の特許のカップリング反応が使われています。タンパク質やペプチドといったアミノ基またはチオールを含む、どのリガンドもシンプルなプロセスを通じてビーズと共有結合ができます。危険な試薬も有機溶媒もなしに、全行程を生理学的条件と室内温度の条件で行えます。リガンドを結合した後、磁性ビーズはアフィニティー精製と免疫沈澱に使うことができます。
- ユーザー自身のリガンドと結合できるように活性化した磁性ビーズ
- 室温下でシンプルな結合工程
- スルフヒドリルまたはアミノ基を含むリガンドの結合に適しています。
- ビーズとリガンドの安定した結合
- 高いカップリング能: 10~30 mg IgG/ml beads
- 20 mg IgG/ml beadsの結合は収率90%以上です。
MAGicBeads ACT | Product No. |
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1 ml beads | 1301 |
5 ml beads | 1302 |
25 ml beads | 1303 |
1 liter beads | 1304 |
データとアプリケーションノート
カスタマイズされた磁性ビーズ
製造番号: 1000-customMAGicBeads CUSTOM
MAGic社は、多様で異なる用途に合わせたオーダーメイドの磁性ビーズ製品の開発及び製造にも従事しています。MAGic社は、µlから上限のリットルまでの規模でカスタムされた磁性ビーズを製造できます。
カスタマイズできるパラメーターは下記のとおりです:
- 磁化の度合い
- ビーズのサイズ
- アガロースの濃度
- 表面の官能基
- リガンド結合のサービス
事前無料のお問合せはこちら にお願いします。


研究室、パイロット及び大量生産向けの丈夫な磁性分離装置
研究室用磁性分離装置のMAGicSep シリーズはMAGicBeadsとの併用に最適化され、大半のバイオ分離の用途おいて理想的です。ラボやパイロット向けユニットは漆プラスチックの外殻に、ニッケルメッキのネオジム磁石を内側に配することで、安全で耐久性のあるデザインになっています。この分離装置は標準の試験管に適合していて、1 mlから500 mlの量で利用可能です。MAGicBeadsとMAGicSepの組合せは、使用に特別な訓練を必要としないシンプルなバイオ磁性分離プラットフォームです。この分離装置はとても少ないメンテナンスで済み、複数の同一ユニットを平行運用することでとても低いコストで実験を行うことができます。より大きいカスタムユニットは独自デザインの磁性分離装置(MAGicSep PROCESS)で、1~40リットルの磁性ビーズの効率的な吸着に作られています。
MAGicSep unit | Product no. |
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LAB rack | 2000 |
LAB cube | 2100 |
PILOT 50 | 2200 |
PILOT 500 | 2300 |
PROCESS Compact | 3100 |
PROCESS Maxi | 3400 |
操作規模ごとの一覧
MAGic LAB
- Process volumes from 50 µl to 5 ml
- Separate from 5 µl to 200 µl of magnetic beads
- Purify up to 6 mg proteins each cycle
MAGic PILOT
- Process volumes from 3 ml to 500 ml per purification cycle
- Separate from 10 µl up to 30 ml of magnetic beads
- Purify up to 1 g proteins each cycle
MAGic PROCESS
- Process volumes from 10 l up to 4,000 l
- Separate from 1 l to 40 l magnetic beads
- Recover up to 1 kg of proteins each cycle

研究室における、全血や腹水、食物サンプル、定義されていない細胞培養といったクルードなサンプルからペプチドやたんぱく質、抗体、細胞などの小規模の処理は100 μlから2 mlの量で実施できます。MAGicSepのラボキューブまたはラボラックと共に10~200 μlのMAGicBeadsを用いることで、連続または平行の手動の実験で6 mg/試験管を上限とするたんぱく質の分離において、高速化、高精度化、そして簡易化できます。
また、MAGic社のMAGicBeadsは、KingFishe™ FLEX ユニット(Thermo Fisher)などのロボットシステムと互換性があるので、ハイスループットスクリーニング(HTS)の自動装置にMAGic社のビーズを使うことができます。
データとアプリケーションノート
開発段階において、ペプチドやたんぱく質、抗体、定義されていない細胞培養などの中規模の処理は5 mlから数リットルを上限とするサンプル量で行われます。200 μlから30 mlのsettled MAGicBeadsと併用してMAGicBeads PILOT 50またはMAGic PILOT 500を使うことで、連続または平行の手動の実験でボトルごとにグラムスケールを上限とする、丈夫で便利で速い分離プラットフォームをご提供します。
異なるMAGicSepユニットも併用することで、目的のペプチドやたんぱく質が低い発現であっても、大量のクルードなサンプルから吸着でき、そしてより小さいサイズのユニットで洗浄と溶離ができるので、重要な生成物の濃縮が達成されます。

データとアプリケーションノート

バイオ医薬品の製造段階において、定義されていない細胞培養からの大規模な生産物のリカバリーは、MAGic社独自のMAGicSep PROCESSユニットをアフィニティー結合したMAGicBeadsとともに使用することで清澄と精製の1段階で行われます。
磁気による捕捉アプローチにより、バイオ医薬品を細胞を含んだ培養から直接回収することが可能です。
- プロセススケールでのバイオ医薬品回収
- 高い流量: 100~800 l/h
- 製薬のスタンダード
- カラムの詰まりの問題が無い
- 自動化
- 24時間稼働
- サイクルごとに1~40 lのMAGicbeadsを吸着
- 10~4,000 lの培養量を処理
- サイクルごとにkgスケールのmAbを回収
PROCESSのパラメーター
Product No. | Bead capacity [liter] | Flow rate [l/h] | Feedstock volume [l] | |
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PROCESS Compact | 3100 | 2 | 100 | 10-100 |
PROCESS Medio | 3300 | 12 | 400 | 60-600 |
PROCESS Maxi | 3400 | 40 | 800 | 200-4,000 |
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データ
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【商品取扱元】株式会社 東京未来スタイル
info@tokyofuturestyle.com
TEL:029-851-9222 FAX:029-851-9220