Fina Biosolutions社 キャリアタンパク質 CRM197関連商品

CRM197: EcoCRM®

キャリアタンパク質は多糖をT細胞非依存性抗原からT細胞依存性抗原に変える用途で、多糖と結合して用いられます。キャリアタンパク質は、オリゴ糖やペプチド、タンパク質の免疫原性を高めるためにも用いられます。

遺伝子学的に無毒化されたジフテリア毒素CRM197(cross reactive material 197)はコンジュゲートワクチンのキャリアタンパク質として幅広く使用されており、肺炎レンサ球菌やヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)、髄膜炎菌に対する効果的なコンジュゲートワクチンにも用いられています。FinaBio社は大腸菌を用いた非常に効率的なCRM197の発現システムを確立し、可溶性で適切にフォールディングされたCRM197を大腸菌の細胞質内で発現させています。高効率な発現と簡便な精製スキームにより、CRM197を低コスト・低価格で製造することが可能です。

FinaBio社から研究やワクチン製造に関わるお客様へ、大腸菌で発現されたリーズナブルなCRM197、EcoCRM®を販売中です。

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Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-maleimide

FinaBio社は、チオール化された抗原のコンジュゲーションを容易にするマレイミド標識されたCRM197を販売しております。EcoCRM®(FinaBio社製のCRM197)に最大15分子のマレイミドが付加されています。この商品は凍結した状態で提供され、解凍後すぐにチオールを含む抗原のコンジュゲーションにご利用いただけます。

EcoCRM®-maleimideにコンジュゲートされた抗原の例として、システインペプチドやチオール標識されたオリゴ糖・多糖・タンパク質があります。抗原の性質によっては、コンジュゲートの精製にゲルろ過やスピンフィルターの使用が可能です。

Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-maleimide

  • ~15 Maleimide/CRM197
  • 5 mg/ml
  • PBS + 5% スクロース, pH 6.8
  • -20°C以下で保存

Note:

解凍後1時間以内にご使用ください。CRM197が酸性のバッファーにおいて変性し、マレイミドのリンカーが塩基性のバッファーにおいて加水分解するため、バッファーのpHは中性となっております。コンジュゲーション中のpHが6.8から7.8の間になるようご注意ください。FinaBio社は、お客様がチオール-エーテルコンジュゲーションに精通されることをお勧めいたします。GT Hermanson著 ”Bioconjugate Techniques”をご覧ください。

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Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-Azide

FinaBio社は他にも、クリックケミストリーによるコンジュゲーションを容易にするReady-to-Conjugate™のキャリアタンパク質であるCRM-Azideをご用意しております。

FinaBio社のCRM197 (EcoCRM®)を用いて製造されたCRM197-Azideは、約15分子のアジド基で誘導体化されており、アルキンやDBCO、BCNでタグ付けされたリガンド(炭水化物やペプチド、タンパク質、その他目的の分子)のコンジュゲーションにご利用いただけます。Ready-to-Conjugate™ CRM197-Azideは精製され、アジド標識に用いられた試薬のあらゆる残存が除去されております。商品は、濃度5 mg/mlのPBS溶液、pH6.8、5%スクロース含有、-80℃の状態で提供されます。バッファーを変えずにコンジュゲーションすることが可能です。

CRM197-Azideの実用例として、DBCOで活性化されたAlexa Fluor® 488 色素と555色素(Thermo Fisher Scientific)を用いて銅フリーのクリックケミストリーが行われました(モル比2~10倍、PBS溶液、pH 7.4)(図1左)。精製後、コンジュゲート中の色素/CRM197のモル比が測定されました(図1右)。グラフはDBCO色素がCRM197-Azideと良く結合したことを明瞭に示しています(DBCO-AF488: 約65%, DBCO-AF555: 約40%)。CRM197とコンジュゲートした色素の数はコンジュゲーションに使用されたDBCO-色素の数に比例して増加し、CRM197上のアジド基が飽和していなかったことを示しています。

図1.DBCO-AF488およびDBCO-AF555がCRM197-Azideにコンジュゲートされました(色素/CRM197のモル比2〜10倍)。任意の濃度のDBCO-色素/DMSO溶液25 μlが、CRM197-Azide 200 μl (1 mg)とPBS(pH 7.2) 175 μlの混合物に加えられました。反応液は20℃で2〜4時間混合された後、37℃で一晩インキュベートされ、透析によって精製されました。色素/CRM比は吸光度から計算されました。

コンジュゲート内のリガンドの密度は、コンジュゲーション反応におけるDBCO-リガンド/CRM197の比率の調整によって制御が可能です。リガンドの性質や結合条件に応じて過飽和のDBCO-リガンドとコンジュゲーションを行うことにより、CRM197に最大15分子のリガンドを結合させることができます。最適なリガンドの密度は、はじめに目的の用途に合わせた小規模の実験で決定されることをお勧めいたします。

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Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-bromoacetate

FinaBio社は、チオール化された抗原のコンジュゲーションを容易にするブロモ酢酸標識されたCRM197を販売しております。EcoCRM®(FinaBio社製のCRM197)に最大15分子のブロモ酢酸が標識されています。この商品は凍結した状態で提供され、解凍後すぐにチオールを含む抗原のコンジュゲーションにご利用いただけます。

CRM-bromoacetateを用いてコンジュゲートされた抗原の例として、システインペプチドやチオール標識されたオリゴ糖・多糖・タンパク質があります。抗原の性質によっては、コンジュゲートの精製にゲルろ過やスピンフィルターの使用が可能です。

Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-bromoacetate

  • ~15 Bromoacetate/CRM197
  • 5 mg/ml
  • PBS + 5% スクロース, pH 6.8
  • -20°C以下で保存

Note:

解凍後1時間以内にご使用ください。CRM197は酸性のバッファーにおいて変性します。CRM-bromoacetateを用いるコンジュゲーション中のpHが6.8から9の間になるようご注意ください。FinaBio社は、お客様がチオール-エーテルコンジュゲーションに精通されることをお勧めいたします。GT Hermanson著 ”Bioconjugate Techniques”をご覧ください。

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Anti-CRM Antibodies

CRM197は遺伝子学的に無毒化されているジフテリア毒素であり、52番目のグリシンがグルタミン酸に置き換わっています。FinaBio社は、ELISAやWestern blotによるCRM197やジフテリア毒素の検出用途の、プロテインAによって精製された抗体を提供しております。ウサギポリクローナル抗体とマウスモノクローナル抗体の取り扱いがあり、どちらもビオチン標識の有無をお選びいただけます。FinaBio社の大腸菌を用いて発現されたCRM197 (EcoCRM®)がこの抗体の製造に用いられましたが、この抗体はジフテリア菌の毒素やトキソイドを検出すると考えられます。

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カタログ番号 商品 容量
CRM197: EcoCRM® 1 mg, 5 mg, 10 mg, 25 mg, 50 mg
Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-Azide 1 mg, 5 mg, 10 mg, 25 mg, 50 mg
Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-bromoacetate 1 mg, 5 mg, 10 mg, 25 mg, 50 mg
Ready-to-Conjugate™ EcoCRM®-maleimide 1 mg, 5 mg, 10 mg, 25 mg, 50 mg
CRM-Alexa488 0.1 mg, 1 mg
CRM-Biotin 1 mg
cGMP EcoCRM® お問い合わせ
MabIE6 Anti-CRM197 Mouse MAb Unlabeled 200 μg
MabIE6-biotin Anti-CRM197 Mouse MAb Biotin labeled 200 μg
PAb100 Anti-CRM197 Rabbit polyclonal antibody Unlabeled 200 μg
PAb100-biotin Anti-CRM197 Rabbit polyclonal antibody Biotin labeled 200 μg

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TEL:029-851-9222 FAX:029-851-9220

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