培養細胞用脂質添加材 Refeed® – Remembrane Srl

logo_remembrane

 

Refeed®とは

 
Refeed®はRemembrane社(イタリア)が開発したin vitro培養細胞の膜脂質組成を変化させる脂質添加剤です。細胞膜脂質の構成をリモデリングすることで、細胞培養時の様々な問題を解決し、特定のバイオプロセスを促進することが可能です。この革新的な脂質の補給によりin vitroの培養がより効率的、特異的になります。Refeed®は細胞培地に添加することで使用できるため非常に簡便であり、ウイルス生産、タンパク質生産、細胞トランスフェクション、ステムネス、凍結保存での生存率などのさまざまな主要パラメータを向上させます。
 

(Remembrane社のサイトはこちら

 

 


 
 
logo_refeed
 

Refeed®カタログ商品

 
培養プロセス中では、脂質の構成や膜ネットワークの性質はin vitroで大きく変化してしまいます。Remembrane社のカタログ商品を1使用すると、膜脂質の構成を修正し、生理的、病理的性質を再形成することが可能です。Remembrane社のこれらのカタログ商品は、in vitro実験モデルと実験データの品質を向上させます。カタログ商品には以下の3種類がございます。

 

 

Generic Refeed®:すべてのin vitro培養細胞に使用可能。生理的または病理的な特徴をもつ膜ネットワークによって特徴づけられた培養細胞の作成が可能。

 

Pro-Raft: 脂質ラフトを多く含む膜ネットワークの構築を促します。
Pro-inflammatory: 炎症誘発膜ネットワークの構築を促します。
Anti-inflammatory: 抗炎症膜ネットワークの構築を促します。
CVD-like: 循環器疾患患者の典型的な膜ネットワークの構築を促します。
Omega3+: 長鎖オメガ3脂肪酸を多く含む膜ネットワークの構築を促します。
Omega6+: 長鎖オメガ6脂肪酸を多く含む膜ネットワークの構築を促します。
Balanced Omega3/6: 長鎖オメガ3脂肪酸と長鎖オメガ6脂肪酸を同量含む膜ネットワークの構築
Low-Thickness: 低脂肪酸平均長炭素鎖を持つ膜ネットワークの構築
High-Thickness: 高脂肪酸平均長炭素鎖を持つ膜ネットワークの構築
AntiOx: 適切な膜代謝に必要な抗酸化物質

 
 
商品リスト

 
不死化細胞

コード 品名 容量(ml)
GNR_PRF_I Pro-Raft 1
GNR_PNF_I Pro-inflammatory 1
GNR_NNF_I Anti-inflammatory 1
GNR_CDV_I CVD-like 1
GNR_OM3_I Omega3+ 1
GNR_OM6_I Omega6+ 1
GNR_B36_I Balanced 3/6 1
GNR_LTH_I Low-Thickness 1
GNR_HTH_I High-Thickness 1
GNR_NTX_I AntiOx 1
 

初代細胞

コード 品名 容量(ml)
GNR_PRF_P Pro-Raft 1
GNR_PNF_P Pro-inflammatory 1
GNR_NNF_P Anti-inflammatory 1
GNR_CDV_P CVD-like 1
GNR_OM3_P Omega3+ 1
GNR_OM6_P Omega6+ 1
GNR_B36_P Balanced 3/6 1
GNR_LTH_P Low-Thickness 1
GNR_HTH_P High-Thickness 1
GNR_NTX_P AntiOx 1
 

 
Dietary Refeed®:すべてのin vitro培養細胞に使用可能。異なる食事療法の影響を模倣した培養細胞の作成が可能。

 

American: 典型的な米国個人の食生活を反映した膜ネットワークの構築を促します。この食生活には、糖尿病、アテローム性動脈硬化、心疾患やその他様々な疾病の危険があります。
Japanese: 典型的な日本個人の食生活を反映した膜ネットワークの構築を促します。この食生活は、健康的で寿命が長いと考えられています。
Mediterranean: 典型的な地中海人種の食生活を反映した膜ネットワークの構築を促します。この食生活は、健康的で寿命が長いと考えられています。
Historical: 過去に生存していた個人の食生活を反映した膜ネットワークの構築を促します。この食生活は、ナッツ、魚、フルーツの摂取が多く肉が少ないです。
Vegetarian: 典型的なベジタリアン、ビーガンの食事を反映した膜ネットワークの構築を促します。この食生活は、肉と魚を全く摂取しません。

 
 
商品リスト

 
不死化細胞
コード 品名 容量(ml)
DTI _MCN_I American 1
DTI_JNS_I Japanese 1
DTI_MTR_I Mediterranean 1
DTI_HTR_I Historical 1
DTI_VTR_I Vegetarian 1
 

初代細胞

コード 品名 容量(ml)
DTI _MCN_P American 1
DTI_JNS_P Japanese 1
DTI_MTR_P Mediterranean 1
DTI_HTR_P Historical 1
DTI_VTR_P Vegetarian 1

 

 

Specific Refeed®:特定の細胞タイプや細胞株群のために特別にデザインされた製品。
 
Perinatal mesenchymal stem cells: このRefeedは、in vivo周産期間葉系幹細胞の膜構成、膜性質を忠実に模倣したin vitro膜ネットワークを再作成します。このRefeedを使用することにより、細胞成長率、免疫修飾、分化能などの重要なパラメータが向上します。
Hypercholesterolemic cardiomyocytes: このRefeedは、in vivo高コレステロール血症心臓細胞の膜構成、膜性質を忠実に模倣したin vitro膜ネットワークを再作成します。新生児と成人の心臓細胞に最適化されています。
Neurons: このRefeedは、in vivoニューロンの膜構成、膜性質を忠実に模倣したin vitro膜ネットワークを再作成します。成人と胚性ニューロンに最適化されています。
Epithelial colorectal cells: このRefeedは、in vivo上皮結腸直腸細胞の膜構成、膜性質を忠実に模倣したin vitro膜ネットワークを再作成します。Caco-2、HT-29、HCT-1167およびその他の不死化上皮結腸直腸細胞に最適化されています。
Leukocytes: このRefeedは、in vivo白血球の膜構成、膜性質を忠実に模倣したin vitro膜ネットワークを再作成します。Jurkat、Raji、THP-1およびその他の初代、不死化白血球細胞に最適化されています。
 
商品リスト

コード 品名 容量(ml)
MSC _PYS Perinatal mesenchymal stem cells 1
CRD_HPR Hypercholesterolemic cardiomyocytes 1
NRN_PYS Neurons 1
CLN_PYS Epithelial colorectal cells 1
LKC_PYS Leukocytes 1

 

 

Refeed®カスタム商品

 

Remembrane社は、細かな組成の修正から受託開発品の作成まで、さまざまなカスタム商品を製造する技術と製造施設をもっています。Refeed®カスタム商品はさまざまな生物学的パラメーターを向上させます(膜構成と膜性質、分子発現と分子フォールディング、細胞のステムネスと分化能、ウイルスおよびタンパク質生産、足場アフィニティー、トランスフェクション、凍結保存など)。さらに詳細なご要望や質問等を教えていただけましたら、さらに詳細にご対応可能です。

2

 

 

 

Refeed®のカタログ、データシート、MSDSをご希望のお客様は東京未来スタイルにお問い合わせください。

 

 

 

Refeed®の用途

 

タンパク質生産
脂質は多くの細胞特性に影響を与えます。特に複製率、トラフィッキングプロセス、エクソサイトーシスに大きな影響を与えます。用途に合わせた脂質添加剤は細胞成長、タンパク質生産をさまざま哺乳類細胞と昆虫細胞で向上させます。Remembrane社では、ユーザー様のご希望に沿った添加剤を調整いたします。
 
利点
Percento copia
タンパク質生産性が向上します。

 

 

ウイルス生産
脂質は、ウイルス複製サイクル、ウイルス侵入、複製、膜ターゲティング、ウイルスアッセンブル、出芽、変異などに大きな影響を与えます。用途に合わせた脂質添加剤はウイルスのタイターを5倍に増加させます。さらに、膜脂質の組成の変化は、その性能とウイルスの感染性に大きな影響を与えます。
 
利点
Percento copia
ウイルスベクター生産性が向上します。

 

生理モデル
培養細胞膜脂質の組成は、in vivoの細胞とは全く異なります。また、不死化細胞株、初代細胞、幹細胞でも膜脂質の組成は異なります。このように膜の性質は様々であり、実験データのバイアスを引き起こします。用途に合わせた脂質添加剤を使用することにより、in vivo様のin vitroモデルを再作成することができ、実験のバイアスを減らすことが可能です。
 

利点
in vitro細胞のための正確なin vitro膜生理モデル
in vitroモデル実験のパフォーマンスの向上
実験結果のバイアスの低減

 

病理モデル
病理組織は、正常とは異なる特異的な膜脂質組成を持ちます。これは、脂質代謝や食習慣と環境に対する病態生理反応に起因します。用途に合わせた脂質添加剤を使用することにより、ユーザー様が希望される病理モデルを作成し、研究の質を向上することが可能です。
 

利点
病理細胞モデルのための正確なin vitro膜生理モデル
in vitroモデル実験のパフォーマンスの向上
実験結果のバイアスの低減

 

凍結保存
細胞膜の脆弱性は、in vitro細胞の凍結保存時の細胞死の主要な原因です。脂質は細胞膜重量の50~80%を占め、細胞膜の流動性と安定性に大きな影響を与えます。用途に合わせた脂質添加剤は、細胞の生存率と回復率を大きく上昇させます。
 
利点
Percento copia
凍結保存からの細胞の回復率が向上します。

 

培地構築
Remembrane社では、培地メーカー様のためにテイラーメードで脂質構築をしております。この脂質は、細胞培養培地に添加されたかたち、または別途で供給可能です。いづれの場合も、Remembrane社の膜脂質分野での豊富な経験と世界レベルの膜脂質データベースにより、専門的で柔軟なサービスをご提供いたします。
 

利点
細胞膜における革新的な手法
細胞培養培地の品質向上

 

幹細胞と細胞療法
幹細胞の維持と成長は完全には理解されていない膜代謝に依存しています。他方、膜代謝の変化が細胞分化の主要なトリガーの1つと考えられています。細胞治療の分野は急速に発展しており、用途に合わせて脂質添加剤を使用することは、ステムネス、分化、足場アフィニティー、エクソソームなどの様々な性質に影響を与えます。
 

利点
幹細胞の膜代謝についての詳細な洞察
ステムネス、分化、足場アフィニティーへの影響
細胞治療と再生医療への優れた応用性

 

トランスフェクション
トランスフェクションの際、遺伝子は細胞膜を通過する必要があります。今日のトランスフェクション市場は外部から使用する高額な試薬のみです。培養細胞の膜脂質組成を変えることにより、この現状を変化させ、安価に、効率的にトランスフェクションを行うことが可能になります。

 

利点
Percento copia
トランスフェクション効率が向上します。

 

 

Refeed®のカタログ、データシート、MSDSをご希望のお客様は東京未来スタイルにお問い合わせください。

 

各商品の価格のお問合せ、商品仕様書のご依頼、その他のお問い合わせは下記までお願いします。
【商品取扱元】株式会社 東京未来スタイル
info@tokyofuturestyle.com
TEL:029-851-9222 FAX:029-851-9220

一覧へ戻る場合はこちらをクリックして下さい。